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キャノピーとは、建築用語で「庇」のことです。キャノピーと庇は同じ意味ですが、実務では両方の用語を使います。今回は、キャノピーの意味、建築物との関係、庇との違い、キャノピーの建築面積、床面積の考え方について説明します。※庇については、下記が参考になります。
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キャノピーは、庇のことです。英語のcanopyをカタカナ読みした用語です。canopyは、ひさし、大空という意味です。
但し、スタジアムで見る比較的大きな庇(大庇)をキャノピーということが多いです。
下図をみてください。建物から跳ね出した庇がありますね。これがキャノピーです。
キャノピーは、正面玄関の入り口や、勝手口に設けます。キャノピーは片持ち形状なので、たわみなどに注意します。特に、
よく確認してください。
キャノピーは色々な建築物に設けます。前述したように、比較的大きな庇をキャノピーといいます。
例えば、
・病院
・スタジアム(運動場、球場)
・空港
・庁舎
のエントランスにつくりますね。
キャノピーと庇は同じ意味ですが、キャノピーの方が、比較的大きな庇を指します。また、キャノピーは英語をカタカナ読みした用語で、庇は日本語の用語ですね。下記に違いを整理しました。
キャノピー ⇒ 庇のこと。但し、比較的大きな屋根に使用される用語。英語のcanopyをカタカナ読みした言葉。
庇 ⇒ 雨を避ける片持ち形状の屋根。日本語の用語。
キャノピーの建築面積、床面積は、建築基準法と同様です。下記に整理しました。
・建築面積 ⇒ キャノピーの先端から1.0m後退した位置から、面積に含める
・床面積 ⇒ 床面積に含めない(床ではない。人が床として利用しない)。バルコニー(ベランダ)は別。バルコニーの床面積は、下記の考え方が参考になります。
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下図をみてください。建物からキャノピーが2.0mほど、跳ね出しています。先端から1.0m後退した位置から面積に含めます(色塗りした部分)。
上記の根拠として、建築基準法施行令2条1項2号に、建築面積の算定法について明記有ります。
今回はキャノピーについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。キャノピーは庇と同じ意味です。実務では、どちらの用語も使います。どちらを使っても良いですが、「庇」の方が、意味が通じやすいです。また、図面の中で2つの用語を使わないよう注意してください。※庇については下記が参考になります。
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