この記事の要点
建築図面や構造計算書に登場するSS400・SD295・FC21などの記号は、材料の種類と強度を示している。
これらを正確に読み取れないと、設計意図を理解できない。
主要な材料記号の意味と覚え方を整理する。
建築物に使う鋼材、鉄筋、コンクリート等には色々な種類があります。
この記事では、材料記号とは何か、覚え方、どのような種類があるのか、SSの意味を整理します。
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材料記号(ざいりょうきごう)とは、材料の材質や規格などを表す記号のことです。
建築物に使う鋼材、鉄筋、コンクリート等には色々な種類があります。
種類ごとに正式名称があるのですが、文字が多く煩雑なので「材料記号」を使うと便利です。
例えば、鋼材の種類であるSS400やSN400が「材料記号」です。
今回は材料記号の意味、覚え方、一覧、英語、ssの意味について説明します。
鋼材の材料記号、鉄筋の材料記号は下記も参考になります。
鋼材の種類は?種類一覧・用途と材質の特徴・記号(SS・SN・SM材の違い)
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材料記号(ざいりょうきごう)とは、材料の材質や規格などを表す記号のことです。覚え方としては材料記号を使い慣れていくと良いでしょう。もし仕事で材料記号を使うことがあれば、自然に覚えられます。
後述するように、建築物に使う材料には色々な種類があります。例えば「一般構造用圧延鋼材」の材料記号はSS400です。正式名称で書くと文字が多く面倒なので、材料記号を使うと便利ですね。
鋼材の材料記号は下図の構成となっています。数字の前に「SS、SM、SN」などの記号が付きます。英語の頭文字をとって省略した記号です(後述)。さらに、数字は引張強度の下限値を意味します。
鋼材の材料記号は下記も参考になります。
鋼材の種類は?種類一覧・用途と材質の特徴・記号(SS・SN・SM材の違い)
鉄筋の材料記号を下図に示します。SRは丸鋼、SDは異形鉄筋を意味します。
鉄筋の材料記号は下記をご覧ください。
鋼材や鉄筋の材料記号の一覧を下記に示します。
一般構造用圧延鋼材 SS400, SS490
建築構造用圧延鋼材 SN400A, SN400B, SN400C(SN490A, SN490B, SN490C)
溶接構造用圧延鋼材 SM400, SM490
一般構造用炭素鋼管 STK400,STK490
一般構造用角形鋼管 STKR400,STKR490
建築構造用冷間ロール成形角形鋼管 BCR295
一般構造用軽量形鋼 SSC400
異形棒鋼 SD295A,SD345,SD390
丸鋼 SR235
溶接構造用耐候性熱間圧延鋼材 SMA400AW, SMA490AW
建築構造用耐火鋼材 NSFR400A, NSFR490A
各材料の特徴は下記をご覧ください。
よく使う材料記号に「SS」「SM」「SN」があります。SSとはStructural Steelの略です。材料記号と英語の意味を下記に示しました。
SS ⇒Structural Steel
SM ⇒Structure Marine
SN ⇒Steel New
STK ⇒Steel Tube Kozo(構造)
STKR ⇒Steel Tube Kozo(構造) Rectangular
BCR ⇒Box Column Roll
SD ⇒Steel Deformed bar
混同しやすい用語
SS材とSN材
SS材(一般構造用圧延鋼材)は汎用鋼材で、溶接性の保証がありません。
SN材(建築構造用圧延鋼材)は建築専用で、溶接性・靭性・降伏比が管理されており耐震性能が高いです。
SD(異形鉄筋)とSR(丸鋼)
SDはSteel Deformed barの略で表面に節(ふし)のある異形棒鋼、SRはSteel Roundの略で表面が滑らかな丸鋼です。
どちらも鉄筋の材料記号ですが、付着力と用途が異なります。
材料記号を整理した表を示します。
| 記号 | 材料名 | 備考 |
|---|---|---|
| SS400 | 一般構造用圧延鋼材 | 建築・橋梁に広く使用 |
| SN490 | 建築構造用圧延鋼材 | 靭性・溶接性に優れる |
| SD345 | 異形棒鋼(鉄筋) | RC造の主筋・帯筋に使用 |
今回は材料記号について説明しました。材料記号とは、材料の材質や規格を記号で表したものです。記号で表すことで表記が簡単になります。図面や計算書に書くことも多いので、よく使う材料記号は覚えましょう。下記も併せて参考にしてくださいね。
鋼材の種類は?種類一覧・用途と材質の特徴・記号(SS・SN・SM材の違い)
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
材料記号に関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。
定義と計算の両面から理解しておきましょう。
材料記号の定義・適用条件・計算式は建築士試験の構造分野で出題される基本事項です。
用語の定義を正確に理解したうえで、関連する規準・法令との関係を整理することが大切です。