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3寸勾配の角度は約17度です。3寸勾配は「底辺が10、高さが3の直角三角形の斜辺の勾配」です。3寸勾配は「3/10=0.3」です。tanθ=3/10なのでAtan(0.3)×180/πを計算すれば、3寸勾配の角度が算定できます(×180/πはラジアンから度に変換するため)。今回は、3寸勾配の角度の値と計算方法、4寸、6寸勾配の角度、折板屋根の勾配との関係について説明します。屋根勾配の詳細は下記も参考になります。
屋根勾配の計算方法は?1分でわかる計算、勾配係数と角度の一覧、1寸、4寸との関係
勾配の角度表は?1分でわかる角度表、勾配との関係、屋根勾配3/100の角度
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3寸勾配の角度は約17度です。下図に3寸勾配を示します。
3寸勾配とは「底辺が10、高さが3の直角三角形の斜辺の勾配」です。上図の直角三角形の角度θと底辺、高さの関係は「tanθ=3/10(=0.3)」です。
これを「θ=」の形にして角度を求めるためには「tanの逆関数(Atan)」をとります。よって3寸勾配の角度は、
θ=Atan(0.3)×180/π=16.7≒17度
です。なお「180/3.14」はラジアンの値を度に変換するためです。ラジアンと度の関係は下記をご覧ください。
ラジアンから角度への変換は?1分でわかる求め方、式、計算ツール
また、折板屋根の勾配は一般的に3/100以上とします(折板メーカー、商品ごとに値は異なります)。3/100は「0.3寸勾配」です。屋根勾配の詳細、計算は下記が参考になります。
屋根勾配の計算方法は?1分でわかる計算、勾配係数と角度の一覧、1寸、4寸との関係
4寸、6寸勾配の角度を下記に示します。
4寸勾配の角度 ⇒ 約22度(=Atan(0.4)×180/π)
6寸勾配の角度 ⇒ 約31度(=Atan(0.6)×180/π)
その他、1~10寸勾配と角度の関係は下記をご覧ください。
勾配の角度表は?1分でわかる角度表、勾配との関係、屋根勾配3/100の角度
今回は、3寸勾配の角度について説明しました。3寸勾配の角度は17度です。底辺が10、高さ3の直角三角形の斜辺の勾配が3寸勾配です。Atan(0.3)×180/πを計算することで「3寸勾配を角度」に変換できます。その他の勾配と角度の関係、屋根勾配の計算も勉強しましょう。下記が参考になります。
屋根勾配の計算方法は?1分でわかる計算、勾配係数と角度の一覧、1寸、4寸との関係
勾配の角度表は?1分でわかる角度表、勾配との関係、屋根勾配3/100の角度
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