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部材の回転とは?1分でわかる意味、たわみ角、梁、モーメントとの関係

この記事の要点

部材の回転は、モーメントにより起きる現象です。

建築物を支える部材は、大きな回転が起きないよう設計します。

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部材の回転は、モーメントにより起きる現象です。建築物を支える部材は、大きな回転が起きないよう設計します。両端ピンの梁は、モーメントにより回転し、たわみ角が生じます。今回は部材の回転の意味、たわみ角、梁とモーメントとの関係について説明します。回転方向、モーメントの意味は、下記が参考になります。

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部材の回転とは?

部材の回転とは、モーメントにより起きる現象です。下図をみてください。部材の回転とは、ある点を基準に部材が回ることです。


回転と部材の関係


下図をみてください。机の端にペンを置きます。ペンは自分の重さ(自重)により、机から落ちます。落ちる瞬間をよく観察してください。回りながら落ちるはずです。


回転とペン


これは、机の端部を起点にモーメントが作用したといえます。下図をみてください。モーメントは、起点から力の作用位置までの距離をかけた値でしたね。


モーメントと回転


モーメントの意味は、下記が参考になります。

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構造部材は、大きく回転しないような設計が必要です。なお、回転には方向があります。回転方向の意味は、下記が参考になります。

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回転を起こさないためには、端部を「固定」します。固定された支点を固定支点といいます。固定支点の意味は、下記が参考になります。

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回転を許容する支点を、ピン支点、ローラー支点といいます。ピン支点、ローラー支点の意味は、下記が参考になります。

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梁の回転、たわみ角、モーメントの関係

下図をみてください。両端ピン支点の梁があります。外力が作用するとき、梁はたわみます。


梁の回転とたわみ


支点に注目してください。2つの支点に支えられ、梁が落下することは無いです。ただし、支点を起点として「回転が起きようとしている」と分かります。その証拠に、回転による角度が生じています。この角度を、たわみ角といいます。


たわみ、たわみ角の意味は、下記が参考になります。

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ピン支点、ローラー支点が2つ以上あれば、部材が回転し落下することは無いです。ペンと本を使って実際に確認しましょう。

混同しやすい用語

ひずみ

ひずみは断面内の変形の割合で、たわみは部材全体の変位量です。両者は関連しますが、使う式と意味が異なります。

変位

変位は構造物全体の位置変化を指し、たわみは梁などの部材が曲がる方向(鉛直)の変位です。

試験での問われ方|管理人の一言

部材の回転に関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。定義と計算の両面から理解しておきましょう。

試験ではたわみの公式・許容たわみ(L/300程度)・梁の支持条件との関係が問われます。

スパンの影響が大きい(L?に比例)点を押さえ、断面二次モーメントや弾性係数との関係から定性的に理解しましょう。

部材の回転を整理した表を示します。

項目内容備考
回転の原因曲げモーメントの作用荷重・支点条件による
たわみ角部材端部の回転角度両端ピン梁で発生
設計上の対応大きな回転が生じないよう設計断面・材質を適切に選定

まとめ

今回は部材の回転について説明しました。意味が理解頂けたと思います。部材の回転は、モーメントにより起きる現象です。大きな回転が生じないよう、構造部材は設計します。回転とピン支点、固定支点の関係を覚えましょう。下記の記事も参考になります。

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