【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
荷重継続期間とは、荷重が継続的に作用する期間です。木材は、荷重が作用し続けると許容応力度が低下します。よって、木造に対して荷重継続期間を定め、許容応力度を低減します。鉄骨造や鉄筋コンクリート造では考慮しません。今回は荷重継続期間の意味、木材、許容応力度、荷重継続影響係数との関係について説明します。
許容応力度の意味は、下記が参考になります。
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
荷重継続期間(かじゅうけいぞくきかん)は、荷重が継続的に作用する期間です。継続的に作用する荷重として、長期荷重があります。長期荷重の意味は、下記が参考になります。
木材は、荷重が作用し続けると許容応力度が低下します。よって、木造の構造部材では、荷重継続期間が長いほど、許容応力度を低減します。鉄骨造や鉄筋コンクリート造には無い考え方です。
荷重継続期間は、「かじゅうけいぞくきかん」と読みます。関係用語の読み方は、下記です。
荷重継続期間影響係数 ⇒ かじゅうけいぞくきかんえいきょうけいすう
荷重継続期間と許容応力度の関係を下図に示します。
短期的に作用する荷重(数分~数十分)に対して、3日、3ヶ月、50年間と、荷重が作用する期間が変わるたびに、許容応力度が低下していますね。
上図に示す許容応力度を低減する係数を、荷重継続期間影響係数といいます。下記に示します。
短期 2.0
中短期 1.6
中長期 1.43
長期 1.1
また、木材の許容応力度は、概ね、基準許容応力度(F/3。Fは材料強度)に上記の係数をかけた値です。例えば、長期の許容応力度は、1.1F/3です。詳細は、下記の書籍も参考になります。
今回は荷重継続期間について説明しました。意味が理解頂けたと思います。荷重継続期間は、荷重が継続する期間です。木材は、荷重が作用し続ける期間に応じて、許容応力度が低下します。これを考慮するため、荷重継続期間に対して低減係数が設定されます。許容応力度、材料強度の意味も併せて勉強しましょうね。下記が参考になります。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート