この記事の要点
荷重継続期間とは、荷重が継続的に作用する期間です。
木材は、荷重が作用し続けると許容応力度が低下します。
この記事では、荷重継続期間とは何か、木材の許容応力度とどう関係するのか、荷重継続期間影響係数の意味を整理します。
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荷重継続期間とは、荷重が継続的に作用する期間です。
木材は、荷重が作用し続けると許容応力度が低下します。
よって、木造に対して荷重継続期間を定め、許容応力度を低減します。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造では考慮しません。
今回は荷重継続期間の意味、木材、許容応力度、荷重継続影響係数との関係について説明します。
許容応力度の意味は、下記が参考になります。
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荷重継続期間(かじゅうけいぞくきかん)は、荷重が継続的に作用する期間です。継続的に作用する荷重として、長期荷重があります。長期荷重の意味は、下記が参考になります。
木材は、荷重が作用し続けると許容応力度が低下します。よって、木造の構造部材では、荷重継続期間が長いほど、許容応力度を低減します。鉄骨造や鉄筋コンクリート造には無い考え方です。
荷重継続期間は、「かじゅうけいぞくきかん」と読みます。関係用語の読み方は、下記です。
荷重継続期間影響係数 ⇒ かじゅうけいぞくきかんえいきょうけいすう
荷重継続期間と許容応力度の関係を下図に示します。
短期的に作用する荷重(数分~数十分)に対して、3日、3ヶ月、50年間と、荷重が作用する期間が変わるたびに、許容応力度が低下していますね。
上図に示す許容応力度を低減する係数を、荷重継続期間影響係数といいます。下記に示します。
短期 2.0
中短期 1.6
中長期 1.43
長期 1.1
また、木材の許容応力度は、概ね、基準許容応力度(F/3。Fは材料強度)に上記の係数をかけた値です。例えば、長期の許容応力度は、1.1F/3です。詳細は、下記の書籍も参考になります。
混同しやすい用語
材料強度
材料強度(F値)は破壊時の基準値で、許容応力度はそれに安全率を考慮した設計上限値です。
設計では応力度が許容応力度以下であることを確認します。
設計基準強度
設計基準強度はコンクリートの圧縮強度を示すFcで、許容応力度はこれをもとに安全率を考慮して算出します。
根拠・参考
実務では、設計条件・仕様書・適用する規準により確認してください。
荷重継続期間を整理した表を示します。
| 荷重継続期間 | 影響係数 | 備考 |
|---|---|---|
| 短期(数分〜数十分) | 2.0 | 許容応力度が最大 |
| 中長期(3ヶ月程度) | 1.43 | 中間的な低減 |
| 長期(50年) | 1.1 | 木造のみ適用 |
今回は荷重継続期間について説明しました。
意味が理解頂けたと思います。
荷重継続期間は、荷重が継続する期間です。
木材は、荷重が作用し続ける期間に応じて、許容応力度が低下します。
これを考慮するため、荷重継続期間に対して低減係数が設定されます。
許容応力度、材料強度の意味も併せて勉強しましょうね。
下記が参考になります。
材料強度とは?基準強度F値との関係・許容応力度の求め方(コンクリート・鋼材一覧)
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

