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計画変更とは、確認申請が終了後(適判も済)、元の設計と全く異なる状態の建物になるときの変更手続きです。簡単に言うと、「確認申請の出し直し」です。今回は、計画変更の意味、計画変更となる構造関係の対象項目、工事中断の理由について説明します。なお、軽微変更については下記が参考になります。
軽微な変更とは?1分でわかる意味、計画変更との違い、構造、意匠の事例
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計画変更とは、確認申請が終了後、元の設計と全く異なる状態の建物に設計変更する手続きです。簡単にいうと「確認申請の出し直し」です。
特に構造は、確認申請⇒適合性判定という手続きがあります。これらの審査終了まで、数ヶ月の期間が必要です。
期間がかかるだけでなく、確認申請・適合性判定の再指摘を受け、構造図の変更が必要かもしれません。
できる限り避けたい変更手続きです。確認申請終了後の変更は、計画変更でなく、「軽微な変更」が基本です。※軽微な変更は、下記が参考になります。
軽微な変更とは?1分でわかる意味、計画変更との違い、構造、意匠の事例
計画変更となる構造関係の項目を、下記に整理しました。
元の設計から、危険側になる変更は計画変更です。元の設計から、余裕が減る変更を「危険側の変更」といいます。※危険側、安全側の意味は、下記が参考になります。
軽微な変更とは?1分でわかる意味、計画変更との違い、構造、意匠の事例
また、柱や大梁の剛性が変わる変更は「全体架構の再計算」が必要です。要は、「電算のやり直し」になる変更は、計画変更です。※電算とは、柱、大梁などの骨組みを計算する計算ソフトの総称です。
部材の耐力が減少する変更も計画変更です。
計画変更は確認申請の出し直しが必要です。確認申請、適合性判定で数ヶ月を要するので、出し直しをすると、施工工期が延びます。
計画変更は、元の設計図から大きく変更されます。よって、計画変更の間は、工事中断をします(前の設計図で工事しても、設計図が変わるので意味が無いですね)。
工事中断すると、お施主さまにも影響が大きいです。例えば、4月にオープン予定のお店が、計画変更のため6月に延びます。当然、お店の収益が2ヶ月分減ります。よって計画変更は避けたい変更手続きです。
計画変更と軽微変更の違いを下記に整理しました。
軽微な変更とは?1分でわかる意味、計画変更との違い、構造、意匠の事例
今回は計画変更について説明しました。意味が理解頂けたと思います。計画変更は、確認申請の出し直しが必要です。施工工期が遅れるため、必ず避けたい変更手続きです。計画変更ではなく、軽微変更になるよう注意したいですね。軽微な変更は、下記が参考になります。
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