建築学生が学ぶ構造力学

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応力の単位換算は?1分でわかる方法、n/m㎡、n/㎡、n/c㎡、kgf/m㎡、ヤング率との関係

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応力の単位換算の方法を覚えると、色々な単位に対応できます。特に、工学単位系を用いている昔の規準書を読むことが可能です。最近は少なくなりましたが、工学単位系を使った資料もあります。是非、応力の単位換算の方法を覚えましょう。今回は、応力の単位換算と方法、n/m㎡、n/㎡、n/c㎡、kgf/m㎡、ヤング率との関係について説明します。応力、応力度の意味、SI単位系と工学単位系の単位換算は、下記が参考になります。

応力とは?1分でわかる意味と種類、記号、計算法

応力度の基礎知識、応力度の種類と1分でわかる応力との違い

knからkgの換算法は?1分でわかる換算、単位変換、knとkgfの関係

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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応力の単位換算は?

応力の単位換算を自分のものにするためには、応力や応力度の単位を知ることです。また、組立単位系が多いので、桁間違いに注意しましょう。応力、応力度の単位換算の例を、下記に示します。※1N≒0.102kgfとする。


1n/m㎡ ⇒ 1000000n/㎡

1n/m㎡ ⇒ 100n/c㎡

1kgf/m㎡ ⇒ 10.2n/m㎡

1kN ⇒ 1000N

1kgf ⇒ 0.0102kN

1Pa ⇒ 1N/㎡

1Mpa ⇒ 1N/m㎡


応力の意味、応力の単位は、下記が参考になります。

応力とは?1分でわかる意味と種類、記号、計算法

応力の単位は?1分でわかる換算、種類、読み方、n、mpa、n/m の使い方


単位換算は、上記以外のパターンもあります。けっして難しく考えないでください。単位換算でややこしいのは、「n/m㎡」のような組立単位系の時です。ただ、基本単位系を理解すれば、組立単位系の単位換算もできるでしょう。


例えば、


1N ⇒ 0.001kN

1cm ⇒ 10mm


です。上記を理解すれば、


N/m㎡からkN/c㎡への単位換算もできますね。


1 N/m㎡ ⇒ 1 N/m㎡×0.001÷(1/10×1/10)=0.1 kN/c㎡


です。なお、建築の構造力学では「応力」と「応力度」の用語は、明確に分かれています。上記のように、平米当たりの応力を、応力度といいます。応力度の意味は、下記が参考になります。

応力度の基礎知識、応力度の種類と1分でわかる応力との違い

ヤング率の単位換算

ヤング率の単位はN/m㎡です。MPa(パスカル)で表すこともあります。MpaとN/m㎡との関係は下記です。


1Mpa ⇒ 1N/m㎡


ヤング率の意味は下記が参考になります。

ヤング係数とは?求め方と公式、単位、材料ごとの値【図解】

まとめ

今回は応力の単位換算について説明しました。理解頂けたと思います。応力の単位換算と方法を学ぶには、応力、応力度の単位を知ることです。応力、応力度の意味、応力の単位は下記が参考になります。

応力とは?1分でわかる意味と種類、記号、計算法

応力度の基礎知識、応力度の種類と1分でわかる応力との違い

応力の単位は?1分でわかる換算、種類、読み方、n、mpa、n/m の使い方

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