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建築の立ち上がりとは?防水目的の鉛直部材・RC・寸法・パラペットを解説

この記事の要点

建築の立ち上がりとは、主に防水の目的で設けられる鉛直部材のことです。

寸法は立ち上がりの用途に応じて様々ですが、100~1500程度まであります(※寸法は例です。

この記事では、建築の立ち上がりとは何か、どのような種類があるのか、寸法の目安はどれくらいかを整理します。

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建築の立ち上がりとは、主に防水の目的で設けられる鉛直部材のことです。

寸法は立ち上がりの用途に応じて様々ですが、100~1500程度まであります(※寸法は例です。

状況に応じて変わります)。

今回は立ち上がりの意味と目的、寸法、種類、について説明します。

また、パラペットは立ち上がりの1つです。

下記の記事が参考になります。

パラペットの特徴や設ける理由がすぐにわかる、たった1つのポイント

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建築の立ち上がりとは?

建築の立ち上がりとは、下図に示す鉛直部材です。壁とはいわず、立ち上がり壁ともいいます。

立ち上がり

立ち上がりは、下記の目的で設けられます。


例えば、屋根にはパラペットを設けます。これは立ち上がり壁の1つで、主に防水上の役割があります。雨水を集めること、屋根端部の防水処理が目的です。パラペットについては下記の記事が参考になります。

パラペットの特徴や設ける理由がすぐにわかる、たった1つのポイント

立ち上がりの種類

立ち上がり壁には下記の種類があります。


パラペットは主に防水上設けられます。外壁の腰壁は、外壁の納まりや防水目的です。バルコニー(ベランダ)をみると、必ず立ち上がりがありますね。これは落下防止が目的です。※外壁については、下記が参考になります。

外壁・内壁とは|読み方・違い・厚みを解説

建築の立ち上がり寸法

立ち上がりの寸法は、前述した種類によって変わります。例えば落下防止目的で設けた立ち上がり壁は、1.1~1.2m程度必要です(※状況に応じて、さらに高くなります)。


パラペットの立ち上がり寸法は、屋根の用途で変わります。

通常、人が歩かない用途ではパラペットは防水上必要なだけです。

よって、350~600mm程度です。

屋根を常時人が歩く用途に使う場合(屋上)、パラペットの立ち上がりを高くするか、手すりを設けます。


外壁の腰壁は、納まり上設けます。100~600程度の高さです。※建築の納まりについては、下記が参考になります。

建築の納まりとは?意味・図面での表し方と勉強方法・おすすめ本


立ち上がり寸法は、「この寸法」と決まっているわけでは無いです。全く同じ建築物が無いように、納まりが変われば高さも変わります。各メーカーや設計図書の標準図に立ち上がりの高さ寸法が書いてあるので確認してくださいね。


鉄骨造の納まりですが、下記の本に腰壁や屋根の立ち上がり寸法が色々と書いてあります。参考にしてください。

混同しやすい用語

立ち上がりとパラペット

パラペットは屋根端部に設ける立ち上がり壁の一種で、主に防水目的で設けます。

立ち上がりはより広い概念で、腰壁・手すり壁・パラペットなど防水や落下防止のために設けられる鉛直部材全般を指します。

立ち上がり壁と腰壁

腰壁は外壁の下部に設けられる立ち上がりで、主に外壁の納まりや防水目的で使います。

立ち上がり壁はより一般的な呼び方で、パラペット・腰壁・手すり壁などを含む概念です。

建築の立ち上がりを整理した表を示します。

種類目的寸法の目安
パラペット屋根端部の防水350〜600mm程度
腰壁外壁の納まり・防水100〜600mm程度
手すり壁(落下防止)バルコニー等の落下防止1100〜1200mm以上

まとめ

今回は立ち上がりについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。立ち上がりの種類や目的を理解してください。立ち上がり寸法は様々なので、状況に応じて決めたいですね。下記も併せて勉強しましょう。

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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