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特殊荷重とは、固定荷重の1つですが平米荷重(床荷重)ではなく、部分的に作用する線荷重(分布荷重)、集中荷重を意味します。建築物の用途に応じて、特殊荷重の種類は変わります。例えば、走行クレーンの衝撃荷重や、屋外設備機器の荷重があります。今回は、特殊荷重の意味、構造計算、ss3との関係について説明します。固定荷重、集中荷重は、下記の記事が参考になります。
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特殊荷重とは、固定荷重の1つで、床荷重(平米荷重)ではなく、部分的に作用する線荷重、集中荷重のことです。※線荷重、集中荷重の意味は、下記の記事が参考になります。
特殊荷重の例として下記があります。
走行クレーンの反力(走行時に生じる衝撃力)
EV機器の反力
設備機器の荷重
パラペット
特殊な事情で、部材の中間に作用する荷重
特殊荷重は、建築物の用途に応じて異なります。例えば、クレーンを使う倉庫では、クレーン荷重を考慮します。荷重が大きいうえに、部材に集中的に作用します。
その他、EV機器の反力や、設備機器の荷重など、特殊荷重を考慮します。特殊荷重は決まった値、位置に作用するものではなく、建物に応じた対応が必要です。
現在、建物の構造計算は、ほとんどが電算(計算プログラム)により行います。計算プログラムに、床荷重として入力できない荷重を「特殊荷重」ともいいます。最も使われるソフトがss3です。※ss3の意味は、下記の記事が参考になります。
ss3とは?1分でわかる意味、特徴、q&a、ダウンロードの方法、ベタ基礎
ss3をはじめ、計算プログラムでは必ず特殊荷重が入力可能です。部材や荷重の入力を行うとき、普通、床荷重の入力は忘れることが無いです。なぜなら、計算モデルの入力は構造図と照らし合わせるからです。
一方、特殊荷重は入力を忘れがちです。構造図だけでなく、意匠図をつかい入力を行います。特に、部材の中間に作用する荷重など、見落としやすい外力に注意しましょう。
今回は特殊荷重について説明しました。意味が理解頂けたと思います。特殊荷重は、固定荷重の1つですが、床荷重ではない力のことです。床荷重として入力できない荷重を、特殊荷重ともいいます。建築物の用途で、特殊荷重の種類は異なります。特殊荷重の大きさ、位置など、その都度、対応しましょう。また、構造図だけでなく、意匠図を使って入力することを忘れないでくださいね。下記の記事も併せて参考にしてください。
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