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架台(かだい)とは?意味・読み方・設備架台・ラックとの違いを解説

この記事の要点

架台とは、給水槽・キュービクル・空調機器などの設備機器を床や屋上に設置するための支持架構です。

材料は主に鋼材で、機器の重量や振動を支持しながら地震時の転倒を防ぐことが求められます。

配管を支持するラックとは用途が異なり、区別して理解しましょう。

この記事では、架台(かだい)とは何か、架台(かだい)はどう読むのかを整理します。

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架台とは、給水槽・キュービクルなどの設備機器を設置するための鉄骨造の支持架構です。架台は、設備機器などの重量物を設置する架構を意味します。※架構については下記の記事が参考になります。

架構とは?意味・読み方・種類(ラーメン・ブレース・トラス)


設備機器とは、例えば給水用水槽、キュービクルなどです。設備機器を設置するため、独立した架台をつくる場合もあります。今回は、そんな架台の意味、ラックと架台の違い、架台工事と設備架台について説明します。

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架台とは?

架台(かだい)とは、設備機器などの重量物を設置する架構です。下図をみてください。これが架台(一例を示す)です。

架台

架台は、設備機器を設置する場合がほとんどです。また、大型看板を支えるため架台を組むこともあります。


普通、「架台」というと鉄骨造のラーメン架構を意味します。rc造の床や梁上に設備機器を設置することもありますが、これは架台とはいいません。「設備基礎」ということが多いです。


架台は、屋根又は屋上の設置や、工作物として独立した架台を設置することもあります。独立した架台は、一定の規模を満たすと建築基準法に基づく確認申請が必要です。

設備機器と設備架台の関係

設備機器を支える架台を「設備架台」または単に「架台」といいます。


設備機器の中には、防災上重要なものがあります。例えば、地震時に建物の電気設備がやられたバックアップとしての非常用電源です。


実際、私が過去に非常用電源機器の架台を設計したことがあります。地震時に、非常用電源が壊れては意味がありません。よって架台の設計は、普通の建物以上の重要度係数を考慮します。


※重要度係数については、下記が参考になります。

重要度係数がよくわかる、重要度係数と耐震性能の関係について


「架台」ときくと、単なる工作物のイメージが強いですが、場合によっては建物と同程度の設計を求められます。

架台とラックの違い、意味

架台と似た用語で「ラック」があります。ラックとは、架台よりも軽微な架構です。例えば設備機器に必要な「配管」を支える架構を「ラック」といいます。


配管を支える架構を、単にラック又は配管ラックといいます。

混同しやすい用語

架台

架台とは、機器を乗せて支持するための台状の架構を指します。

給水槽や屋上設備機器の設置に使われます。

ラック(配管ラック)

ラックとは、主に配管や電線管を支持・固定するための架状の支持材のことです。

架台よりも軽微な架構で、配管ラックとも呼ばれます。

架台を整理した表を示します。

項目内容備考
架台の定義設備機器など重量物を設置するための鉄骨造の支持架構「設備基礎」と呼ぶ場合もある
ラックとの違いラックは配管を支える軽微な架構で架台より小規模配管ラックとも呼ばれる
設計時の注意機器荷重・地震水平力・床スラブ強度を確認する重要施設では重要度係数も考慮
確認申請一定規模以上の独立架台は確認申請が必要建築基準法に基づく工作物扱い

まとめ

今回は架台について説明しました。

実務を始めた方は「架台とは?」と悩むかもしれません。

明確な定義は無いのですが、今回の内容を覚えておけば実務上、問題ないでしょう。

また、独立した架台は建物と同程度の設計が求められること、確認申請が必要なケースがあることも覚えてくださいね。

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理解度チェック

Q.

架台(かだい)とは何か説明してください。

答えを見る

架台とは、給水槽・キュービクル・空調機器などの設備機器を床や屋上に設置するための鉄骨造の支持架構です。機器の重量や振動を支持しながら地震時の転倒を防ぐことが求められます。RC床・梁上に機器を設置する場合は「設備基礎」と呼びます。

Q.

設備架台の設計で重要度係数を考慮するのはなぜですか。

答えを見る

設備機器には非常用電源など防災上重要なものがあり、地震時に壊れては意味がないためです。例えば非常用電源機器の架台では、普通の建物以上の重要度係数を考慮し、建物と同程度の設計を求められることがあります。

Q.

架台とラックの違いを説明してください。

答えを見る

架台は設備機器など重量物を設置する架構です。ラック(配管ラック)は主に配管や電線管を支持・固定する架状の支持材で、架台よりも軽微な架構です。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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