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意匠図とは、建築物の平面や立面の形、各部屋の使い方、動線計画など広い意味でのデザイン(意匠)を司る図面です。今回は意匠図の意味、見方、種類、サイズ、構造図との違いについて説明します。
建築図面の種類、構造図の見方は下記が参考になります。
建築図面の種類とは?1分でわかる意匠図の種類、構造図、各図面の見方
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意匠図とは、建築物の平面や立面の形、各部屋の配置、動線計画など、あらゆるデザイン(意匠)を示した図面です。建築設計には、意匠、構造、設備の3分野があります。その中でも、意匠図面は最も基本的なものです。
意匠図が無ければ、構造図や設備図は成立しません。また、意匠図の中でも特に重要な図面が、
・平面図
・立面図
・断面図
です。平面図は、建築物を平面的に見た時の図面です。柱などの部材の位置、間仕切りや部屋の位置、動線計画などが分かります。
立面図は、建物を東西南北からみたときの外観を表します。例えるなら、各方角から真正面に建物をみたときの図面です。下記が参考になります。
断面図は、建物を鉛直方向に切断したときの図面です。部材や間仕切りの位置などがわかります。また建築物の高さを示します。下記が参考になります。
上記3種類の図面があれば、意匠図に関する6~7割程度の情報が得られます。
意匠図の種類には、下記があります。
・案内図、全体配置図
・部分配置図
・仕上表
・平面図(各階)
・屋根伏図(屋根平面図)
・立面図
・断面図
・矩計図
・階段詳細図
・平面詳細図
・展開図
・天井伏図
・建具表
・雑詳細図
・サイン図
意匠図の見方は、慣れるまでは難しいですが下記のポイントは覚えてください。
・平面図 ⇒ 建築物を上から見た図面。建築物の柱や壁、部屋の配置などを表す
・立面図 ⇒ 建築物を東西南北からみた図面。建築物の外観を表す
・断面図 ⇒ 建築物を鉛直に切ったときの断面を示した図面。
意匠図でよく使うサイズ(縮尺)を下記に整理しました。
・1/400
・1/200
・1/100
・1/50
・1/30
・1/20
・1/10
意匠図に限らず、図面の縮尺は、建築物の大きさなどで変わります。また、平面図や立面図、断面図のように建築物全体を表示するときは、1/100~1/200程度が多いです。断面詳細図や平面詳細図は1/30~1/50程度でしょう。ある局部を描くときは、1/10~1/20のサイズとします。
図面の縮尺は、下記の記事も参考になります。
図面の縮尺とは?1分でわかる意味、表記方法、縮尺の計算、合わせ方
意匠図と構造図の違いを下記に整理しました。
意匠図 ⇒ 建築物に関する広い意味での「デザイン(意匠)」を示した図面。意匠図が、建築物を建てる上での基本となる。構造図や設備図も、意匠図を元に作成する。
構造図 ⇒ 構造部材の断面や位置などを描いた図面。
構造図の意味は下記の記事も参考になります。
今回は意匠図について説明しました。意味が理解頂けたと思います。意匠図は、建築物の意匠全般を示した図面です。建築物の形や部屋の配置などが分かります。主な図面に、平面図や立面図、断面図があります。構造図の詳細な意味は下記が参考になります。
建築図面の種類とは?1分でわかる意匠図の種類、構造図、各図面の見方
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