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ベースプレートの材質の規格は「SN400C、SN490C」を使うのが一般的です。また、ベースプレートの厚さは16mm以上とします。鋼板の規格に準じた厚さを用いるため、16mm、19mm、22mmなどの板厚です。今回はベースプレートの規格、厚さ、材質、サイズの決め方について説明します。ベースプレートの詳細、厚さなど下記が参考になります。
ベースプレートとは?1分でわかる意味、鉄骨柱、基礎との関係、設計法
ベースプレートの厚みは?1分でわかる規格、計算、アンカーボルトとの関係
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ベースプレートの材質の規格を下記に示します。ベースプレートには厚さ方向に応力が作用します。よって、厚さ方向に伸び能力の規定がある「C材」を使うのが一般的です。
・SN400C
・SN490C
SN490Cとは?1分でわかる規格、厚さ、重量、特徴、SN490Bとの違い
厚さの規格は下記の通りです。鋼板の規格に準じた厚さを用います。H12建告1456号によれば、ベースプレートの厚さをアンカーボルト径の1.3倍以上にすることが求められています。ただし、許容応力度計算で確認した場合はこの限りでは無いです。
・16.0
・19.0
・22.0
・25.0
・28.0
・32.0
・36.0
鋼板の規格は下記をご覧ください。
ベースプレートのサイズは、
・ベースプレートとアンカーボルト等の納まり
・ベースプレートに作用する応力
より決定します。下図をみてください。鉄骨柱の面からアンカーボルト芯まで最低50mm程度は離れていないと「アンカーボルトを締める」のが難しいです。
さらに、鉄骨面からアンカーボルト芯まで50mm、同様にボルト芯からベースプレート端まで50mmとります。
以上、アンカーボルトとベースプレートの納まりを考慮すると、上図のようなサイズのベースプレートになりますね。
もちろん、単なる納まりのみで決定したベースプレートサイズなので、実際は応力に対して問題ないか検討が必要です。また、基礎柱との納まりも考慮する必要があります。ベースプレートの厚みの決め方は下記をご覧ください。
ベースプレートの厚みは?1分でわかる規格、計算、アンカーボルトとの関係
今回はベースプレートの規格について説明しました。ベースプレートに用いる材質の規格、厚さの規格を勉強しましょう。また、ベースプレートの目的や計算の考え方も理解するとよいですね。下記をご覧ください。
ベースプレートとは?1分でわかる意味、鉄骨柱、基礎との関係、設計法
ベースプレートの厚みは?1分でわかる規格、計算、アンカーボルトとの関係
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