1. HOME > 鋼構造の基礎 > 機械的接合とは?1分でわかる意味、種類、特徴、冶金的接合との違い

機械的接合とは?1分でわかる意味、種類、特徴、冶金的接合との違い

機械的接合とは、高力ボルトやリベットなどを用いて接合する方法です。冶金的接合と比べて、母材の加熱が不要な接合方法です。機械的接合は、火を使わず接合し、高度な作業が不要なので、施工性が良いです。今回は冶金的接合の意味、種類、特徴、冶金的接合との違いについて説明します。


機械的接合の1つとして、高力ボルト接合があります。詳細は、下記の記事が参考になります。

高力ボルトってなに?よくわかる高力ボルトの種類と規格、特徴

摩擦接合と支圧接合の違い

機械的接合とは?

機械的接合とは、高力ボルトやリベットなどを用いて接合する方法です。溶接のように、母材を加熱した接合は行いません。近年、施工時の火災が問題ですが、機械的接合その心配が無いです。


また、高度な作業が不要で、施工性が良いことも特徴です(※リベット接合は熟練した技術が必要のため、近年は使いません)。


代表的な機械的接合として、高力ボルト接合があります。高力ボルトは、下記の記事が参考になります。

高力ボルトってなに?よくわかる高力ボルトの種類と規格、特徴

機械的接合の種類と特徴

機械的接合の種類には下記があります。


摩擦接合

支圧接合

引張接合


高力ボルトを使った接合として、摩擦接合が一般的です。※摩擦接合は、下記の記事が参考になります。

摩擦接合と支圧接合の違い

摩擦接合

摩擦接合とは、高力ボルトの締め付けにより材間圧縮力を発生させ、接合面の摩擦抵抗力で力を伝達する方法です。接合部の剛性が高く、安定して力を伝達できます。摩擦接合の詳細は、下記の記事が参考になります。

支圧接合

ボルト孔とボルトの接触により力を伝達する方法です。高力ボルトによる接合部は、摩擦接合なので、支圧接合にしません。中ボルトや、摩擦接合部が滑った後は、支圧接合となります。詳細は、下記の記事が参考になります。

摩擦接合と支圧接合の違い

引張接合

高力ボルトに平行な力を伝達する接合部を、引張接合といいます。引張接合の詳細は、下記の記事が参考になります。

引張接合とは?1分でわかる意味、強度と離間耐力、計算、てこ反力

機械的接合に使う接合材(材料)

機械的接合に使う接合材として、下記があります。


高力ボルト

リベット

ボルト(中ボルト)


リベットは、熟練した技術が必要な接合材です。リベットを扱える職人が減り、近年は使用されません。


高力ボルトが最も一般的な接合材です。高力ボルトは、下記の記事が参考になります。

高力ボルトってなに?よくわかる高力ボルトの種類と規格、特徴


中ボルトは、胴縁や母屋に使う接合材です。主要な構造部材には使いません。中ボルトは、下記の記事が参考になります。

中ボルトとは?1分でわかる意味、規格、強度区分、戻り止め、高力ボルト

機械的接合と冶金的接合の違い

機械的接合と冶金的接合の違いを下記に整理しました。


機械的接合 ⇒ 高力ボルト、リベットを使った接合方法のこと

冶金的接合 ⇒ 溶接による接合方法のこと


高力ボルトは、下記の記事が参考になります。

高力ボルトってなに?よくわかる高力ボルトの種類と規格、特徴


溶接は下記の記事が参考になります。

溶接の種類と、隅肉溶接、突き合わせ溶接の特徴

まとめ

今回は機械的接合について説明しました。意味が理解頂けたと思います。機械的接合は、最も一般的な接合方法の1つです。種類には、摩擦接合、支圧接合、引張接合などがあります。機械的接合を行う接合材として、高力ボルト、リベット、中ボルトがあります。各接合材の特徴を覚えてくださいね。下記の記事も併せて参考にしてください。

高力ボルトってなに?よくわかる高力ボルトの種類と規格、特徴

摩擦接合と支圧接合の違い


▼こちらも人気の記事です▼

▼人気の記事ベスト3▼

▼いつでも構造力学の問題が解ける!▼

構造ウェブ問題集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

スポンサーリンク

限定メールマガジン公開中▼

限定メールマガジン

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

検索

カスタム検索

プロフィール

おすすめ特集

構造ウェブ問題集

人気の記事ベスト3

同じカテゴリの記事一覧

  1. HOME > 鋼構造の基礎 > 機械的接合とは?1分でわかる意味、種類、特徴、冶金的接合との違い