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高張力鋼とは、引張強度が490N/m㎡以上の鋼材です。引張強さ490未満の鋼材を、軟鋼といいます。今回は高張力鋼の意味、規格、ヤング率、定義について説明します。なお、一般的に使う軟鋼を普通鋼、特殊な用途に用いる鋼材を特殊鋼といいます。普通鋼、特殊鋼の意味は、下記が参考委なります。
普通鋼とは?1分でわかる意味、種類、特殊鋼との違い、ss400、合金鋼
特殊鋼とは?1分でわかる意味、読み方、普通鋼との違い、軟鋼、高張力
鋼材の種類は、下記が参考になります。
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高張力鋼とは、引張強度490N/m㎡以上の軟鋼です。引張強度490N/m㎡未満の鋼材を、軟鋼といいます。また一般的に使う軟鋼を、普通鋼といいます。耐火性のある鋼など、特殊な性能を付加された鋼材は特殊鋼です。※軟鋼の意味は、下記が参考になります。
軟鋼とは?1分でわかる意味、硬鋼との違い、読み方、引張強さ、ヤング率
また、引張強度が1000N/m㎡を超える鋼材を、超高張力鋼といいます。
柱や梁部材に、高張力鋼を使うことは少ないですが、一般的に用いる「高力ボルト」は、高張力鋼が用いられます。高力ボルトの意味、特徴は下記が参考になります。
高張力鋼の読み方は、「こうちょうりょくこう」です。関係する用語の読み方は下記です。
普通鋼 ⇒ ふつうこう
特殊鋼 ⇒ とくしゅこう
軟鋼 ⇒ なんこう
非調質鋼 ⇒ ひちょうしつこう
調質鋼 ⇒ ちょうしつこう
※普通鋼、特殊鋼の意味は、下記が参考になります。
普通鋼とは?1分でわかる意味、種類、特殊鋼との違い、ss400、合金鋼
特殊鋼とは?1分でわかる意味、読み方、普通鋼との違い、軟鋼、高張力
上記と併せて、調質鋼、非調質鋼の意味も覚えてくださいね。
高張力鋼の定義は下記です。
引張強度が490以上1000N/m㎡未満の軟鋼
高張力鋼の規格を下記に示します。一般鋼に比べて、降伏点、引張強度共に高いことがわかりますね。
一般的な鋼材の引張強度、降伏点は下記が参考になります。
引張強さとは?1分でわかる意味、計算法、単位、降伏点、読み方、記号
降伏点とは?1分でわかる意味、求め方、SS400の値、単位、引張強さ
高張力鋼のヤング率は
2.05×105 N/m㎡
です。鋼のヤング率は、材種の違いが無いです。※ヤング率の意味は、下記が参考になります。
今回は高張力鋼について説明しました。意味が理解頂けたと思います。高張力鋼は、引張強度が490N/m㎡以上を超える鋼材です。1000N/m㎡を超える鋼材を、超高張力鋼といいます。高張力鋼と普通鋼、特殊鋼の意味も併せて理解したいですね。特に、普通鋼の種類も覚えましょう。下記が参考になります。
普通鋼とは?1分でわかる意味、種類、特殊鋼との違い、ss400、合金鋼
特殊鋼とは?1分でわかる意味、読み方、普通鋼との違い、軟鋼、高張力
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