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JIS鋼材とは、JISに規格される鋼材です。建築物に使う構造部材は、JIS、JAS、大臣認定品のみ使用可能です。よって、JIS鋼材は鉄骨造の材料として、最も基本的です。今回は、JIS鋼材の意味、種類と一覧、JIS鋼材の材料記号について説明します。なお、鉄骨部材の中には、BCRやトルシア型高力ボルトなど、JIS鋼材では無い材料で、一般的に使用されるものもあります。※JISの詳細は下記が参考になります。
jisとは?1分でわかる意味、建築との関係、材料、建築図面の記号
BCR、トルシア型高力ボルトは下記が参考になります。
BCR295の規格が丸わかり!BCR材のサイズと断面性能、重量、STKR
トルシア形高力ボルトとは?1分でわかる意味、特徴、重量、長さ、メーカー
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JIS鋼材とは、JISに規格された鋼材のことです。建築物の構造部材は、JIS、JAS、大臣認定品を使います。大臣認定品は基本的に特殊な材料なので、普通はJIS鋼材を使います。※但し、一般的に使う大臣認定品もあります(後述しました)。
鋼材の種類は、下記が参考になります。
JIS鋼材の種類、一覧を下記に整理しました。
JIS G 3136 ⇒ 建築構造用圧延鋼材
JIS G 3101 ⇒ 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3106 ⇒ 溶接構造用圧延鋼材
JIS G 3114 ⇒ 溶接構造用耐候性熱間圧延鋼材
JIS G 3350 ⇒ 一般構造量軽量形鋼
JIS G 3353 ⇒ 一般構造用溶接軽量H形鋼
JIS G 3475 ⇒ 建築構造用炭素鋼鋼管
JIS G 3444 ⇒ 一般構造用炭素鋼鋼管
JIS G 3466 ⇒ 一般構造用角形鋼管
JIS G 5101 ⇒ 炭素鋼鋳鋼品
JIS G 5102 ⇒ 溶接構造用鋳鋼品
JIS G 5201 ⇒ 溶接構造用遠心力鋳鋼品
JIS G 3352 ⇒ デッキプレート
JIS G 3138 ⇒ 建築構造用圧延棒鋼
上記がJIS鋼材で、鉄骨造の材料として一般的に使います。ただし、柱や接合部の高力ボルトは下記を標準的に使います。
柱 BCR295(冷間成形角形鋼管)
高力ボルト S10T(トルシア型高力ボルト)
上記の2つは、大臣認定品です。冷間成形角形鋼管、高力ボルトは、下記が参考になります。
JIS鋼材の種類と材料記号を下記に整理しました。
JIS G 3136 ⇒ 建築構造用圧延鋼材 ⇒ SN
JIS G 3101 ⇒ 一般構造用圧延鋼材 ⇒ SS
JIS G 3106 ⇒ 溶接構造用圧延鋼材 ⇒ SM
JIS G 3114 ⇒ 溶接構造用耐候性熱間圧延鋼材 ⇒ SMA
JIS G 3350 ⇒ 一般構造量軽量形鋼 ⇒ SSC
JIS G 3353 ⇒ 一般構造用溶接軽量H形鋼 ⇒ SWH
JIS G 3475 ⇒ 建築構造用炭素鋼鋼管 ⇒ STKN
JIS G 3444 ⇒ 一般構造用炭素鋼鋼管 ⇒ STK
JIS G 3466 ⇒ 一般構造用角形鋼管 ⇒ STKR
JIS G 5101 ⇒ 炭素鋼鋳鋼品 ⇒ SC
JIS G 5102 ⇒ 溶接構造用鋳鋼品 ⇒ SCW
JIS G 5201 ⇒ 溶接構造用遠心力鋳鋼品 ⇒ SCW
JIS G 3352 ⇒ デッキプレート ⇒ SDP
JIS G 3138 ⇒ 建築構造用圧延棒鋼 ⇒ SNR
上から3つのJIS鋼材は、実務でも良く使います。詳細は、下記が参考になります。
軽量形鋼は下記が参考になります。
鋼管、角形鋼管は下記が参考になります。
今回は、JIS鋼材について説明しました。意味が理解頂けたと思います。JIS鋼材は、JISに規格された鋼材です。一般的に使う鋼材が多いです。特に、SN、SM、SS材は覚えてください。余裕がある方は、SSC、STKR、STK材を覚えましょう。また、JIS鋼材では無いですが、BCR295も重要です。下記も併せて参考にしてくださいね。
BCR295の規格が丸わかり!BCR材のサイズと断面性能、重量、STKR
STKR材の規格が丸わかり!一般構造用角形鋼管のサイズと断面性能
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