この記事の要点
鋼材は「こうざい」と読み、H形鋼の寸法表記「H-400×200×8×12」はせい・幅・ウェブ厚・フランジ厚を意味します。断面寸法の読み方を覚えることで、構造図の見読みができるようになります。
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鋼材は「こうざい」と読みます。建築の実務で一般的に使う用語です。必ず読めるようにしましょうね。また、鋼材の断面(寸法)は、記号と数字で表現します。読み方を知らないと、寸法の部分が理解できません。今回は鋼材の読み方、寸法の読み方、鋼材の種類と読み方について説明します。※鋼材と似た用語に、鋼があります。鋼の読み方は、下記の記事が参考になります。
鋼の読み方は?1分でわかる読み方、鋼板、鋼管の読み方、意味、種類
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鋼材は
こうざい
と読みます。建築の実務で、ごく一般的に使う用語です。必ず覚えてくださいね。基本的に、「こうざい」以外の読み方は無いです。例えば、「〇○鋼材」のように、鋼材の前に別の用語がくっついていても、「〇○こうざい」と読みます。似た用語に、「鋼」があります。鋼は、建築では「こう」と読むことが多いですが、「はがね」という読み方もあります。※鋼の読み方は、下記の記事が参考になります。
鋼の読み方は?1分でわかる読み方、鋼板、鋼管の読み方、意味、種類
鋼材には、色々な種類があります。※鋼材の種類と記号は下記の記事が参考になります。
鋼材の種類と読み方を整理しました。
一般構造用圧延鋼材 ⇒ いっぱんこうぞうようあつえんこうざい
建築構造用圧延鋼材 ⇒ けんちくこうぞうようあつえんこうざい
溶接構造用圧延鋼材 ⇒ ようせつこうぞうようあつえんこうざい
一般構造用炭素鋼管 ⇒ いっぱんこうぞうようたんそこうかん
一般構造用角形鋼管 ⇒ いっぱんこうぞうようかくがたこうかん
建築構造用冷間ロール成形角形鋼管 ⇒ けんちくこうぞうようれいかんろーるせいけいかくがたこうかん
一般構造用軽量形鋼 ⇒ いっぱんこうぞうようけいりょうかたこう
異形棒鋼 ⇒ いけいぼうこう
丸鋼 ⇒ まるこう
溶接構造用耐候性熱間圧延鋼材 ⇒ ようせつこうぞうようたいこうせいねつかんあつえんこうざい
建築構造用耐火鋼材 ⇒ けんちくこうぞうようたいかこうざい
漢字が多くて読み方に悩むと思いますが、「鋼材」は必ず「こうざい」と読みます。
鋼材の断面(寸法)は、記号と数字で表します。例えば、下記のH形鋼断面の寸法を読みましょう。
H―400×200×8×12
「H」は、H形鋼を意味します。400は「せい」、200は幅、8はウェブの板厚、12はフランジの板厚です。それぞれ下図の寸法を意味します。
※H形鋼、梁せい、梁幅、ウェブ、フランジの意味は、下記の記事が参考になります。
h形鋼の広幅、中幅、細幅とは?1分でわかる違い、特徴、使い方
梁せいとは?1分でわかる意味、スパン、梁幅との関係、鉄骨、rcの違い
なお、H形鋼のように、所定の形状をつくった鋼材のことを、形鋼といいます。形鋼の種類は下記の記事が参考になります。
形鋼とは?1分でわかる意味、読み方、種類、規格、i形鋼の用途
混同しやすい用語
梁せい・梁幅
梁せいはH形鋼の高さ(上下フランジ間の距離)を指し、梁幅はフランジの横幅を指します。
H-400×200×8×12の読み方では「400」がせい、「200」が幅と決まっており、順序を入れ替えると全く異なる断面になるため注意が必要です。
鋼材の読み方に関する重要ポイントを下表にまとめました。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 鋼材の読み方 | こうざい | 建築実務で一般的な用語 |
| H形鋼の寸法表記 | H-せい×幅×ウェブ厚×フランジ厚(mm) | 例:H-400×200×8×12 |
| 寸法の読み順 | せい→幅→ウェブ厚→フランジ厚 | 順序を間違えると別断面になる |
今回は鋼材の読み方について説明しました。意味が理解頂けたと思います。鋼材は「こうざい」と読みます。鋼材の種類は色々ありますが、鋼材の読み方は1つです。ぜひ覚えてくださいね。また、鋼材の断面の読み方は、構造図をみても説明が無いです。寸法の読み方を理解しましょう。下記の記事も併せて参考にしてください。
梁せいとは?1分でわかる意味、スパン、梁幅との関係、鉄骨、rcの違い
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
鋼材の読み方自体は試験に出ませんが、形鋼断面の寸法表記(H-○×○×○×○)は構造計算問題で必須の知識です。せい・幅・ウェブ厚・フランジ厚の順番を確実に覚えましょう。