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基本設計とは詳細設計を行う前に行う、概略の設計です。設計のコンセプトや大枠を決めます。建築物の設計は、基本設計と実施設計の2段階に分けて行います。今回は基本設計の意味、構造との関係、実施設計との違い、基本設計の成果物について説明します。※実施設計の意味は、下記の記事が参考になります。
実施設計とは?1分でわかる意味、基本設計との違い、比率、詳細設計との違い
建築設計の種類は、下記の記事が参考になります。
建築設計とは?1分でわかる意味、土木設計との違い、仕事、資格
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基本設計とは、詳細設計を行う前に行う、概略の設計です。建築物のコンセプトを決め、概略の設計を行います。詳細な設計(実施設計)を行う前に、
・どの程度の工事費がかかるのか(概算工事費)
・建物の平面的な大きさ、使い方
・構造材料、柱や梁の大きさ
など、建築物に関する大まかな仕様を決めます。基本設計で大枠を決めた後、実施設計にうつります。
実施設計では、基本設計で決めた仕様を反映しつつ、実際に建物をつくるための図面を描きます。
また、色々な仕様を決定するため、比較検討を行います。構造設計の分野でいえば、「杭」の比較検討です。杭は費用が大きくなりやすいので、どの工法が一番安いのか比較検討します。
基本設計と実施設計の違いを下記に整理しました。
基本設計 ⇒ 概略の設計を行う。建物のコンセプトや、各分野の大枠の仕様を決める。例えば、柱や梁の大きさ、構造部材の材料を決める。
実施設計 ⇒ 基本設計の後に行う、詳細な設計。実際に建物がつくれる図面を書く
※実施設計の意味は、下記の記事も参考になります。
実施設計とは?1分でわかる意味、基本設計との違い、比率、詳細設計との違い
基本設計の成果物として、下記があります。
基本設計図
概算工事費
比較検討書類(例えば、杭の工法比較表)
基本設計図は概略図です。単線で書いた平面図などを提出します。構造設計の基本設計図も、略伏図を書く程度です。
また、大まかな工事費を知りたいので、基本設計図をもとに「概算の工事費」を算出します。
今回は基本設計について説明しました。意味が理解頂けたと思います。基本設計は、詳細設計を行う前の、概略の設計です。建物のコンセプトや大枠を決定します。詳細な図面は描きませんが、建物の大まかな仕様を決めるので大切な業務です。基本設計で決めた性能が、実施設計に引き継がれます。※実施設計の意味は下記の記事が参考になります。
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