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折板屋根の勾配は3/100以上とします。これは、折板屋根の勾配により雨水を流すためです。3/100より緩い勾配だと、折板屋根に雨水がたまり室内に漏れるおそれがあります。どうしても3/100未満の勾配にしたいときは、折板屋根メーカーに確認が必要です。今回は、折板屋根の勾配の値、1/100、折板屋根の重量、厚みとの関係について説明します。折板屋根の意味、勾配の計算、屋根勾配の意味は下記が参考になります。
折板とは?1分でわかる意味、読み方、施工方法、勾配、88とは
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
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折板屋根の勾配は3/100以上とします。折板屋根は、主に工場や倉庫などで用いられます。折板屋根は下図のように一方向、二方向に勾配をつけます。勾配をつけることで、屋根に落ちた雨水が自然に流れるからです。
ところが折板屋根を下図のように平坦にすると、雨水が折板屋根にたまります。折板は断面性能を高めるため凹凸のある形状をしているため、勾配が無いと水がたまりやすいです。
折板屋根の詳細は下記をご覧ください。
折板とは?1分でわかる意味、読み方、施工方法、勾配、88とは
また折板屋根の勾配を急にするほど、重力の作用で水は流れやすくなります。上記の理由で、各折板屋根メーカーも最低勾配を3/100としています。どうしても3/100未満にしたいときは、個別に折板屋根メーカーに確認しましょう。
屋根勾配、勾配の計算は下記が参考になります。
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
折板屋根の勾配は最低でも3/100とします。1/100は3/100より緩い勾配のため採用できません。
折板は鋼板を折り曲げて、断面性能を上げた部材です。下図をみてください。折板の断面を示しました。
上図のように、折板屋根の重量は「高さ」と「厚み」が関係します。板厚が大きいほど重量も重くなります。またメーカーごとに規格が違うので注意しましょう。例えばあるメーカーの重量を下記に示します(高さは88mm)。
t=0.5 w=3.77kg/m
t=0.6 w=4.49kg/m
t=0.8 w=5.92kg/m
t=1.0 w=7.36kg/m
t=1.2 w=8.79kg/m
上記の通り、厚みが少し増えるだけで折版屋根の重要が違いますね。折板屋根の重量は下記も参考になります。
折板とは?1分でわかる意味、読み方、施工方法、勾配、88とは
今回は折板屋根の勾配について説明しました。折板屋根の勾配は3/100以上とします。また勾配の値だけでなく、「なぜ折板屋根に勾配が必要か」理解しましょう。ちなみに、他の屋根材料の場合だと屋根勾配が変わります。色々調べてみましょう。下記も参考になります。
折板とは?1分でわかる意味、読み方、施工方法、勾配、88とは
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
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