建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 耐震設計の基礎 > 耐震設計の基礎知識2

耐震設計の基礎知識2

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


振動の基礎では、まず一質点系の自由振動や減衰自由振動を勉強します。 引き続き耐震で用いられている用語について説明します。皆さんの勉強で何か役に立てば。

・周期について
周期関数という言葉は物理や数学で習っていると思います。周期とは、定期的に同じことを繰り返している現象において、 例えば、波が発生して同じ形に戻っているときの時間を言います。例えば、sin波ではグラフ上0を起点として波が発生します。 そこから1周期目は正の値に山が出来て、負の値に山が出来るまでの時間を言います。 後の章で図でも説明しますので、参考にしてください。

・振動数
振動を表す重要な物理量として振動数が挙げられます。これは、周期の逆数で表すことができます。 では、具体的に振動数とは何か?簡単に言えば1周期ごとに現れる山の数と考えてもらっていいでしょう。 これを計算する便利な計算方法があります(手計算ではあまり行いませんが)。例えば、sin波の振動を10秒 計測したとします。この振動数を求めたいとき、まず、10秒の間で山(最大振幅が現れている点)の数を数えます。 さらに、山の数/10秒とすればその値が振動数です。また、振動数は周期の逆数ですので、おのずと周期も求めることができます。 単位はHz(ヘルツ)です。


・固有周期とは
固有周期とは、建物や物が持っている固有の周期のことです。共振の話と関連して、建物の固有周期を地震動の周期とずらすことが 重要となります。また、固有周期は耐震工学を学ぶ際に非常に頻繁に出てきます。後で勉強する「応答スペクトル」と関係が深いので覚えてください。 ちなみに、一般的に記号はTを用います、単位は秒(s)です。

・固有円振動数とは
建物をモデル化した一質点系の振動方程式を導出する際に、固有円振動数という物理量を定義します。固有円振動数の定義は 1秒あたり何ラジアン回転するかというものです。固有円振動数は、「固有」とついているだけに、固有周期と関連付けられています。 このページでは用語しか説明しませんので、固有円振動数と固有周期は物理量として関係していると覚えてください。

・せん断質点系
初めに説明したように、モデル化では串団子のような重量を質点に集中させます。通常、建物の床は面内剛性が高いとされているので 床の変形は一定とします。この仮定を剛床仮定と呼びます。さらに、床は他の部材に比べて考えると重量が大きいので、そこに重量が集中している と考え、このようなモデル化をせん断質点系と呼びます。で、一質点系とは、団子が一つの状態です。団子が二つ以上のものは多質点系と 呼んでいます。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


▼スポンサーリンク▼

▼【好評!】管理人おすすめ▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

noteで学ぶ建築士試験の構造

ゼロから建築士試験の構造を勉強しよう~!

ゼロから学ぶ建築士試験の構造

【好評】LINEで質問!

管理人に質問してみる?

友だち追加

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

【初回資料が今だけ無料!】1日約13円で情報をアップデート!

有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

▼【好評!】管理人おすすめ▼

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 耐震設計の基礎 > 耐震設計の基礎知識2
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事