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軟鋼(なんこう)のヤング率は205000N/m㎡です。また205000Mpa、205Gpaのように圧力の単位を用いて表すことも可能です。また軟鋼は、降伏するまではσ=Eεの関係が成り立ちます。σが応力度、εがひずみです。E=σ/εを計算すれば軟鋼のヤング率が求められます。今回は軟鋼のヤング率の値、求め方と単位、Mpa、Gpaの関係について説明します。ヤング率、軟鋼の詳細は下記も参考になります。
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軟鋼のヤング率は205000N/m㎡です。建築で使う鋼材にはSS400、SN400、SM400など色々な材質がありますが、軟鋼であればヤング率は一定の値(205000 N/m㎡)です。
下図をみてください。軟鋼の応力度―ひずみ曲線を示しました。縦軸が応力度、横軸がひずみです。軟鋼が降伏するまではσ=Eεの関係が成り立ちます。※σは応力度、εはひずみ。
このときヤング率は、降伏するまでの応力度―ひずみ曲線の「傾き(勾配)」です。軟鋼のヤング率の求め方を下記に示します。
E=σ÷ε
なお、軟鋼ではなく高張力鋼やステンレス鋼は明確な降伏点が無いです。σ=Eεの関係が成立する範囲が分かりにくいので注意が必要です。
応力ひずみ線図とは?1分でわかる意味、ヤング率と傾き、考察、書き方、脆性材料
軟鋼、ヤング率の詳細は下記をご覧ください。
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軟鋼のヤング係数の単位は「N/m㎡(にゅーとんぱーへいほうみりめーとる)」の他に、Mpa(めがぱすかる)やGpa(ぎがぱすかる)などの圧力の単位を用います。難しそうですが単位変換は簡単なので暗記すると便利です。
205000N/m㎡ ⇒ 205000Mpa
205000N/m㎡ ⇒ 2050Gpa
圧力の単位換算、Paの詳細は下記が参考になります。
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今回は軟鋼のヤング率について説明しました。軟鋼のヤング率は205000N/m㎡です。建築で使う鋼材には色々な材質があるのですが「軟鋼」であれば、ヤング率は全て同じです。ただし高張力鋼やステンレス鋼になるとヤング率の値が変わります。軟鋼、ヤング率を復習しましょうね。下記をご覧ください。
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