この記事の要点
軟鋼のヤング率は205,000N/mm²(205GPa)で、鋼材共通の値として許容応力度計算や変形計算に用いる。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
軟鋼(なんこう)のヤング率は205000N/m㎡です。また205000Mpa、205Gpaのように圧力の単位を用いて表すことも可能です。また軟鋼は、降伏するまではσ=Eεの関係が成り立ちます。σが応力度、εがひずみです。E=σ/εを計算すれば軟鋼のヤング率が求められます。今回は軟鋼のヤング率の値、求め方と単位、Mpa、Gpaの関係について説明します。ヤング率、軟鋼の詳細は下記も参考になります。
軟鋼とは?1分でわかる意味、硬鋼との違い、読み方、引張強さ、ヤング率
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
軟鋼のヤング率は205000N/m㎡です。建築で使う鋼材にはSS400、SN400、SM400など色々な材質がありますが、軟鋼であればヤング率は一定の値(205000 N/m㎡)です。
下図をみてください。軟鋼の応力度―ひずみ曲線を示しました。縦軸が応力度、横軸がひずみです。軟鋼が降伏するまではσ=Eεの関係が成り立ちます。※σは応力度、εはひずみ。
このときヤング率は、降伏するまでの応力度―ひずみ曲線の「傾き(勾配)」です。軟鋼のヤング率の求め方を下記に示します。
E=σ÷ε
なお、軟鋼ではなく高張力鋼やステンレス鋼は明確な降伏点が無いです。σ=Eεの関係が成立する範囲が分かりにくいので注意が必要です。
応力ひずみ線図とは?1分でわかる意味、ヤング率と傾き、考察、書き方、脆性材料
軟鋼、ヤング率の詳細は下記をご覧ください。
軟鋼とは?1分でわかる意味、硬鋼との違い、読み方、引張強さ、ヤング率
軟鋼のヤング係数の単位は「N/m㎡(にゅーとんぱーへいほうみりめーとる)」の他に、Mpa(めがぱすかる)やGpa(ぎがぱすかる)などの圧力の単位を用います。難しそうですが単位変換は簡単なので暗記すると便利です。
205000N/m㎡ ⇒ 205000Mpa
205000N/m㎡ ⇒ 2050Gpa
圧力の単位換算、Paの詳細は下記が参考になります。
圧力の単位は?1分でわかる意味、単位、パスカル、kg/cm2との関係
paとは?1分でわかる単位の意味、si単位系、単位換算、計算
混同しやすい用語
コンクリートのヤング率
設計基準強度Fcに応じて変化する(21,000〜33,000N/mm²程度)。軟鋼のヤング率(205,000N/mm²)に対して約1/10と小さく、変形しやすい。
ポアソン比
軸方向ひずみに対する横方向ひずみの比。鋼材のポアソン比は約0.3で、ヤング率とは異なる材料特性値。
軟鋼のヤング率を整理した表を示します。
| 材料 | ヤング率の値 | 単位換算 |
|---|---|---|
| 軟鋼(鋼材共通) | 205,000 N/mm² | 205,000 MPa = 205 GPa |
| コンクリート | 約20,000~30,000 N/mm² | 20~30 GPa(強度に依存) |
| 木材(繊維方向) | 約9,000~15,000 N/mm² | 9~15 GPa(樹種に依存) |
今回は軟鋼のヤング率について説明しました。軟鋼のヤング率は205000N/m㎡です。建築で使う鋼材には色々な材質があるのですが「軟鋼」であれば、ヤング率は全て同じです。ただし高張力鋼やステンレス鋼になるとヤング率の値が変わります。軟鋼、ヤング率を復習しましょうね。下記をご覧ください。
軟鋼とは?1分でわかる意味、硬鋼との違い、読み方、引張強さ、ヤング率
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
この記事の内容を○×クイズで確認する
この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。
意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。
「LINEで今すぐ質問 → 最短30分で返信」
友だち追加して無料相談→今すぐ質問する!

試験での問われ方|管理人の一言
試験では、鋼材のヤング率E=2.05×10⁵N/mm²(205GPa)は必須の暗記事項。コンクリートのヤング率との比較問題も出題される。