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建築構造では、建物を支える「柱や梁、壁、床」などを「構造部材(部材)」といいます。さらに、建築業界の実務では、部材や部材の寸法を「メンバー」といいます。メンバーは、部材を英語にしたときのMemberをカタカナ読みした言葉です。今回は部材のメンバーの意味、英語、柱と梁の寸法、鋼材やh鋼との関係について説明します。
構造部材の意味は、下記が参考になります。
構造部材とは?1分でわかる意味、種類、定義、非構造部材との違い
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建築業界では、柱や梁などの構造部材(部材)、部材の断面寸法を「メンバー」といいます。部材と言うより、「メンバー」と言う方が多いです。私が構造設計の実務を始めた頃、「この建物のメンバー出しといて」と言われた時は、何をすれば良いか理解できませんでした。
「メンバー出しといて」⇒「部材の断面寸法を計算して」
「柱のメンバーは変わらない」⇒「柱の断面寸法は変わらない」
という意味です。業界用語ですが、当たり前に使う用語なので「メンバーの意味」を、いちいち教えてくれません。是非、メンバーの意味を覚えてくださいね。
部材を英語にすると、Memberです。Memberをカタカナ読みした言葉が「メンバー」です。英語圏では、建築物の部材をMemberといいます。日本では、メンバーの使い方がやや違います。前述した通り、部材そのものより「部材の断面寸法」を指すことが多いです。
単にメンバーと言うより、「柱のメンバー」「梁のメンバー」といいます。メンバーは断面寸法を意味するので、
柱のメンバー ⇒ 柱の断面寸法
梁のメンバー ⇒ 梁の断面寸法
です。例えば、「柱のメンバーは?」と聞かれたら「600角(600×600mmの柱)」という答え方をします。
鉄筋コンクリート造と鉄骨造では、「メンバー」の意味合いが少し違います。下記に示します。
鉄筋コンクリート造のメンバー ⇒ 各部材の断面寸法(600×600)など
鉄骨造のメンバー ⇒ h形鋼、角形鋼管などの形鋼の寸法(H-200x100x5.5x8など)
鉄骨造は、h形鋼や角形鋼管など、JIS規格で形鋼の規格(寸法など)が決まっています。鉄器コンクリート部材のように、任意の寸法にはできません。
ですから、H-200x100x5.5x8から「梁のメンバーを1回り大きくした」と言われたら、H-250x125x6x9になります。
h形鋼、形鋼の意味は下記が参考になります。
H形鋼とは?1分でわかる意味、規格、寸法、重量、断面係数、材質、用途
形鋼とは?1分でわかる意味、読み方、種類、規格、i形鋼の用途
今回は部材のメンバーについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。メンバーは、部材や部材の断面寸法を意味します。例えば、「柱のメンバー」は「柱の断面寸法」です。建築業界では、日常的に「メンバー」と言うので、是非意味を覚えてくださいね。下記も参考になります。
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