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単一引張材(たんいつひっぱりざい)とは、引張力が作用する単一の部材です。鋼材は引張力に強いので、細い部材でも単一の部材として使います(圧縮材は組立とする考え方もある)。今回は単一引張材の意味、読み方、応力、歪、圧縮材との違いについて説明します。単一圧縮材の意味は、下記が参考になります。
単一圧縮材とは?1分でわかる意味、単一引張材、組立圧縮材との違い、座屈との関係
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単一引張材とは、引張力が作用する単一の部材です。鋼材は引張力に強く、かなり細くても単一の部材を使います。例えば、棒鋼のように直径が16~20mm程度でも、ブレースとして力を負担できます。棒鋼、ブレースの意味は、下記が参考になります。
単一引張材となる構造部材には、下記があります。
ブレース
トラス部材
吊り材
ブレースは、下図のようにタスキ掛けにすることが多いです。タスキ掛けにすれば、ブレースには引張力しか作用しないからです。
トラス構造は節点をピン接合部とします。部材には圧縮力または引張力が作用します。引張力が作用する部材は単一引張材です。トラス構造の特徴は、下記が参考になります。
単一引張材の読み方は、「たんいつひっぱりざい」です。関係用語の読み方は下記です。
単一圧縮材 ⇒ たんいつあっしゅくざい
単一引張材は、断面に引張応力が生じています。引張応力は下式で計算します。
σ=P/A
σは引張応力(引張応力度)、Pは引張力、Aは部材の断面積です。単一引張材の歪は、下式で計算します。
ε=ΔL/L
εは歪、ΔLは単一引張材の伸び、Lは単一引張材の元の長さです。
応力、ひずみの計算方法は、下記の記事も参考になります。
ひずみとは?1分でわかる意味、公式、単位、計算法、測定法、応力
単一引張材と単一圧縮材の違いを下記に示します。
単一引張材 ⇒ 引張力が作用する単一の部材
単一圧縮材 ⇒ 圧縮力が作用する単一の部材
単一圧縮材の意味は、下記が参考になります。
単一圧縮材とは?1分でわかる意味、単一引張材、組立圧縮材との違い、座屈との関係
今回は単一引張材について説明しました。意味が理解頂けたと思います。単一引張材は、引張力が作用する単一の部材です。ブレース材や、トラス構造の部材に該当します。単一引張材に作用する応力、ひずみの計算は簡単です。必ず理解しましょうね。下記が参考になります。
引張応力とは?1分でわかる意味、公式と求め方、記号、引張応力度
ひずみとは?1分でわかる意味、公式、単位、計算法、測定法、応力
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