この記事の要点
2級建築施工管理技士の構造材料では、コンクリートの引張強度・単位水量・水セメント比などの性質と、SS・SN・SM材やSTKN材など鋼材の種類と用途が出題される。
コンクリートと鋼材それぞれの代表的な性質と規格記号を整理し、特に「不適当な記述」を見抜く練習を積むと得点に直結する。
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2級建築施工管理技士の学科試験では、構造材料に関する問題が1問ほど出題されます。
構造材料には、鋼、コンクリート、木があります。各材料の構造性能、特徴を勉強しましょう。
今回は2級建築施工管理技士の構造材料に関する過去問の傾向、解き方と考え方について説明します。
鋼、コンクリートの特徴は下記が参考になります。
鋼構造ってなに?よく分かる鋼構造と鉄骨構造、構造力学との関係
2級建築施工管理技士の学科試験では、構造材料に関する問題が1問出題されます。構造材料は木、鋼、コンクリートがあります。その中でも、
・鋼
・コンクリート
の特徴、種類、構造性能を理解すると、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の問題にも対応できます。鋼、コンクリートの特徴は下記が参考になります。
鋼構造ってなに?よく分かる鋼構造と鉄骨構造、構造力学との関係
鋼、コンクリートの種類は下記が参考になります。
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2級建築施工管理技士の構造材料に関する過去問を下記に示します。1問目です。
1は正しい記述です。コンクリートは引張に弱いです。引張強度は、圧縮強度の1/10です。コンクリートの特徴は下記が参考になります。
2は正しい記述です。単位水量が多いと乾燥収縮しやすいです。単位水量の詳細は下記が参考になります。
単位水量とは?1分でわかる意味、規準、水セメント比、コンクリートの種類との関係
3は正しい記述です。水セメント比の詳細は下記が参考になります。
水セメント比とは?1分でわかる定義、計算法、単位水量との関係
4は不適当な記述です。セメント粉末が微細なほどコンクリートの発現強度は早くなります。
2問目です。
1は正しい記述です。SN材の詳細は下記が参考になります。
2は正しい記述です。SM材の特徴は下記が参考になります。
3は正しい記述です。STKN材の詳細は下記が参考になります。
stkn400とは?1分でわかる意味、規格、stk材、stkn490との違い
4は不適当な記述です。一般構造用圧延鋼材はSS400材です。詳細は下記が参考になります。
ss400とは?1分でわかる意味、規格、密度、成分、板厚、フラットバーの関係
混同しやすい用語
単位水量 vs 水セメント比
単位水量はコンクリート1m³中の水の質量(kg/m³)。水セメント比はセメントに対する水の質量比(W/C)。単位水量が多いほど乾燥収縮しやすく、水セメント比が小さいほど強度が高くなる。
SS材 vs SN材 vs SM材
SS材(一般構造用圧延鋼材)は最も一般的な建設用鋼材。SN材(建築構造用圧延鋼材)は降伏比・溶接性を管理した耐震用。SM材(溶接構造用圧延鋼材)は溶接性に優れた鋼材。それぞれの用途の違いを押さえよう。
STKN材 vs STK材
STKN材は建築構造用冷間成形角形鋼管で耐震性能規定あり。STK材は一般構造用炭素鋼鋼管で特に耐震規定なし。柱材として使う場合はSTKNが要求されることが多い。
| 材料 | 主な性質 | 試験頻出ポイント |
|---|---|---|
| コンクリート(水セメント比小) | 圧縮強度:大 | 水が少ない=固い・強い |
| コンクリート(単位水量多) | 乾燥収縮:大 | 水が多い=ひび割れしやすい |
| SS400(一般構造用鋼) | 降伏点245〜275N/mm² | 最も一般的な構造用鋼材 |
| SN材(建築構造用耐震鋼) | 降伏点・引張強さに上限規定あり | 塑性変形能力確保のため上限値を規定 |
今回は2級建築施工管理技士の構造材料について説明しました。構造材料は木、鋼、コンクリートがあります。
鋼とコンクリートの材料の性質、種類は必ず勉強しましょう。鉄骨造、鉄筋コンクリート造の理解も深まります。
2級建築施工管理技士の鉄筋コンクリート造に関する問題は?過去問の傾向、解き方と考え方
2級建築施工管理技士の鉄骨造に関する問題は?過去問の傾向、解き方と考え方
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
2級建築施工管理技士の構造材料問題は、コンクリートと鋼材の2大テーマから1問出題される。コンクリートは「単位水量が多い=乾燥収縮大」「水セメント比が小さい=強度大」という逆の関係を混同しないよう注意。
鋼材の規格記号(SS・SN・SM・STKN)は用途と対応付けて暗記しよう。特に「一般構造用=SS400」と「建築構造用耐震=SN材」の区別は正誤問題で頻出だ。