この記事の要点
木造の構造部材を選ぶとき、辺材と心材のどちらが使われているかで耐久性が大きく変わります。
現場で「この材は辺材が多い」と指摘されたとき、何が問題なのかを説明できるようにしておくことが大切です。
この記事では、辺材と心材の違い・腐朽のリスクと、木造設計での材料選定への影響を解説します。
逆に、木の中心に近い部分を心材といいます。
この記事では、辺材とは何か、心材とどう違うのかを整理します。
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辺材とは、木の外側に近い部分です。
逆に、木の中心に近い部分を心材といいます。
心材は、強度が高く、腐りにくいので構造部材として使います。
辺材は、見た目が美しく仕上げ材として使います。
今回は、辺材の意味、心材との違い、腐朽、乾燥収縮との関係について説明します。
※心材は、割れやすい欠点があるため、背割りを行います。背割りの意味は、下記の記事が参考になります。
木材の背割りとは?心持ち材・心去り材との違いと強度・乾燥への効果
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辺材とは、木の外側に近い部分です。白っぽい色をしています。下図をみてください。これが辺材です。木の中心部は、心材と言います。心材は、赤っぽい色をしています。
なお、木から板をつくるとき、外側に近い面を「木表」、中心に近い面を「木裏」といいます。乾燥収縮により、木表側が縮みます。木表と木裏の違いは、下記の記事が参考になります。
木表とは?木裏との違い・反りの方向と鴨居・敷居・框での使い分けルール
辺材と心材の違いを下記に整理しました。
辺材 ⇒ 木の外側に近い部分。
白っぽい色。
心材 ⇒ 木の中心に近い部分。
赤みをおびた色。
辺材は、心材に比べて腐りやすい欠点があります。蟻害(アリが木を食べるなどの被害)設けやすく、耐久性も低いため、構造部材に不向きです。
辺材よりも、心材の方が、強度が高いです。これは比重の差です。木材は、同じ含水率のとき、比重の大きい方が強度やヤング係数が大きくなります。※ヤング係数、強度の意味は、下記の記事が参考になります。
ヤング係数(弾性係数)とは?求め方と公式、単位、材料ごとの値【図解】
辺材は、心材に比べて乾燥収縮しやすいです。心持ち角(心材を角形に製材したもの)は割れやすいので、背割りを入れます。
木材の背割りとは?心持ち材・心去り材との違いと強度・乾燥への効果
辺材を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 辺材 | 木の外側に近い部分 | 白っぽい色、仕上げ材向き |
| 心材 | 木の中心に近い部分 | 赤みがかった色、構造部材向き |
| 辺材の特徴 | 腐りやすく乾燥収縮しやすい | 強度は心材より低い |
今回は辺材について説明しました。
意味が理解頂けたと思います。
辺材は、木の外側の部分です。
木の中心側を、心材といいます。
辺材は、柾目とすると見た目に美しいので、仕上げ材として使います。
心材は、構造部材に向いていますが割れやすいので、背割りが必要です。
背割りの意味は、下記の記事が参考になります。
木材の背割りとは?心持ち材・心去り材との違いと強度・乾燥への効果
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。
