建築学生が学ぶ構造力学

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変形とは?伸び・縮み・たわみの意味と変位・ひずみとの違い

この記事の要点

変形とは、力が作用することで物体の形が変わることです。伸び・縮み・たわみ・ねじれなどの種類があります。

変位とは物の位置が変わることで、変形とは概念が異なります。梁が荷重でたわむとき、断面が変形し、点の位置が移動(変位)します。ひずみ(変形量÷元の長さ)は変形を数値化したものです。

似た用語に変位があります。

この記事では、変形とは何か、伸び・縮み・たわみの違い、変位とどう違うのかを整理します。

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変形(へんけい)とは、物が形を変えることです。似た用語に変位があります。変位は、物の位置が変わることです。位置の移動を意味します。今回は変形の意味、伸び、縮み、たわみの関係、変位との違いについて説明します。


伸び、縮み、たわみの意味は、下記が参考になります。

材料の伸びとは?計算式・絞りとの違いと建築鋼材の延性確保基準

縮みとは?圧縮力による変形量の計算と伸びとの違い

たわみ(撓み)とは?意味・求め方・公式・単位・記号をわかりやすく解説

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変形とは?

変形とは、物が形を変えることです。下図をみてください。物が、元の状態から力を受けて形を変えました。これが変形です。

変形

変形が起きる時、物には「力」が作用しています。物の外側から作用する力を、建築では「外力」ともいいます。外力の意味は、下記が参考になります。

外力(がいりょく)とは?意味・内力・反力との違い・摩擦力をわかりやすく解説

変形と伸び、縮み、たわみの関係

建築で考慮する変形には、下記があります。


伸び

縮み

たわみ


伸びとは、物に引張力が作用し、部材が元の長さより大きくなる変形です。縮みは、物に圧縮力が作用し、部材が元の長さより短くなる変形です。伸び、縮みの意味は、下記が参考になります。

材料の伸びとは?計算式・絞りとの違いと建築鋼材の延性確保基準

縮みとは?圧縮力による変形量の計算と伸びとの違い


引張力、圧縮力の意味は、下記が参考になります。

引張力と圧縮力の違いとは?符号・強度・記号(σt・σc)を解説


また、「たわみ」は、前述した「伸び」と「縮み」が組み合わった変形です。下図をみてください。棒を曲げます。曲げると、棒の上側は縮み、下側は伸びます。伸びと縮みが組み合わさって、「たわみ」となります。


たわみの意味は、下記が参考になります。

たわみ(撓み)とは?意味・求め方・公式・単位・記号をわかりやすく解説


その他、せん断変形、ねじれなどがあります。詳細は、下記が参考になります。

せん断ひずみと理論式の算定

鉄骨梁のねじり検討とは?ねじり定数・ねじり応力度の計算方法

変形と変位の違い

変形と変位の違いを、下記に示します。


変形 ⇒ 物が形を変えること。

変位 ⇒ 物の位置が移動すること。


下図をみてください。これが変位です。物の位置が、元の場所から移動していますよね。しかし物の形は変わっていません。

変位

混同しやすい用語

ひずみ

ひずみは断面内の変形の割合で、たわみは部材全体の変位量です。

両者は関連しますが、使う式と意味が異なります。

変位

変位は構造物全体の位置変化を指し、たわみは梁などの部材が曲がる方向(鉛直)の変位です。

変形を整理した表を示します。

項目内容備考
伸び引張力により部材が元の長さより大きくなる変形引張力に対応
縮み圧縮力により部材が元の長さより短くなる変形圧縮力に対応
たわみ伸びと縮みが組み合わさった変形梁等の曲げ変形

まとめ

今回は変形について説明しました。

意味が理解頂けたと思います。

変形は、物が形を変えることです。

物が形を変える時、物の外側から力が作用しています。

これが外力です。

また、建築で考慮する変形の「伸び、縮み、たわみ」の意味を覚えましょう。

変位との違いなど、下記の記事も併せて勉強しましょうね。

材料の伸びとは?計算式・絞りとの違いと建築鋼材の延性確保基準

たわみ(撓み)とは?意味・求め方・公式・単位・記号をわかりやすく解説

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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