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建築の「勝ち」は、接合部などで複数の部材が交わるとき、ある部材を優先して通すことです。「勝たせる」とも言います。優先して通した部材(勝たせた部材)の手前で止まることを「負け」といいます。建築の勝ち負けは、外壁の納まり、構造部材の接合部で良く議論になります。今回は、建築の勝ち、負けの意味、納まり、外壁、接合部との関係について説明します。
納まりの意味は、下記が参考になります。
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建築の勝ち、負けとは、接合部などで複数の部材が交わるとき、ある部材を優先して通すことです。「勝たせる」といいます。下図をみてください。建築の勝ち、負けを示しました。
部材が交差する接合部で、「勝ち、負け」を考えます。例えば、ラーメン構造では下図のように柱と梁を一体化させます。この接合部を仕口や柱梁接合部といいます。
問題は、柱と梁のどちらを「優先して通すか?(勝たせるか)」です。ラーメン構造では、ダイアフラムを付けた柱を通して梁と一体化します。柱が勝ち、梁が負けです。
ただし、ブレース構造のようにピン接合で良い場合、納まりにより柱と梁の「勝ち負け」は変わります。ダイアフラム、柱梁接合部の意味は、下記が参考になります。
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前述した構造部材の接合部だけでなく、意匠材でも勝ち負けは考えます。例えば外壁です。建物には必ず出隅部があります。下図のように、出隅部は外壁が交差するため、どちらかを「勝ち、負け」とします。
納まりの勝ち負けは、細かいディテールの話ですが、建物を設計するとき必ず考えます。「勝ち、負け」の概念を是非覚えてくださいね。
出隅部、納まりの意味は、下記が参考になります。
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今回は建築の勝ち、負けについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。2つの部材が交差し、一方の部材を優先して通すことを「勝ち」といいます。「勝たせる」といいます。構造部材の接合部や、意匠材の納まりで勝ち負けは必ず考えます。是非理解してくださいね。下記も参考になります。
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