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材料力学とは、部材断面に生じる応力、変形、応力と変形の関係などの解析を学ぶ学問です(※当サイトの解釈です)。また、弾性力学の問題を2次元で考えた力学、ともいえます(弾性力学を簡単に考えた)。今回は材料力学の意味、学習内容、おすすめの本、学習する公式について説明します。※なお、似た用語で構造力学があります。構造力学と材料力学の分野は、重複することもあります。材料力学、構造力学は、下記のページで勉強できます。
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材料力学とは、物に生じる応力、変形、応力と変形の関係などを解析する学問です。材料力学を勉強することで、断面にどのような応力が生じるか解析できます。
構造計算では、各部材の応力を計算し、応力度に見合った部材の断面を選定します。部材に生じる応力度の計算、断面の性質の計算は、材料力学の勉強をしないと理解できません。
なお材料力学の内容は、構造力学と重複する範囲も多いです。下記の記事も併せて参考してくださいね。
材料力学で学習する内容を下記に整理しました。
・応力、応力度の解析(曲げ応力度、せん断応力度)
・変形、ひずみの解析
・応力とひずみの関係、フックの法則
・断面の性質(断面係数、断面二次モーメント)
応力度、ひずみについては下記が参考になります。
ひずみとは?1分でわかる意味、公式、単位、計算法、測定法、応力
応力とひずみの関係は下記が参考になります。
応力ひずみ線図とは?1分でわかる意味、ヤング率と傾き、考察、書き方
建築部材は、四角形断面を使うことが多いですが、H形、C形など色々な形状の断面の性質を勉強します。断面係数、断面二次モーメントについては下記の記事が参考になります。
材料力学で使う公式を下記に整理しました(下記以外にも、色々な公式があります)。
・σ=Eε
・σ=M/Z(σ=P/A)
・ε=ΔL/L
・ν=εx/εy
材料力学と構造力学の違いを下記に整理しました(当サイトの解釈です)。
・材料力学 ⇒ 部材断面に生じる応力、変形の解析、応力と変形の関係を解析する。
・構造力学 ⇒ 柱、梁など、各部材に生じる応力、支点反力などを解析する。
材料力学は、部材の「断面」に生じる応力や変形を解析する学問です。一方、構造力学は、各部材に生じる応力や反力を解析します。構造力学が、構造物の各部材を対象にする一方で、材料力学は部材の「断面」を対象にします。※構造力学がマクロ、材料力学はミクロな分野ともいえます。
材料力学は2次元の応力や変形を勉強します。しかし、部材は3次元なので、応力や変形の関係も複雑になります。材料力学をマスターした後は、弾性力学を勉強したいですね。
建築学生におすすめしたい材料力学の本は下記です。
また、下記のページもご参考にしてくださいね。
今回は材料力学について説明しました。意味が理解頂けたと思います。材料力学は、部材断面に生じる応力、変形、応力と変形の関係を解析する学問です。ただし、構造力学と内容がかぶることも多いです。当サイトでも、構造力学と材料力学で範囲を横断することも多いです。当サイトでは、構造力学、材料力学の記事を多数取り揃えております。下記のページがから、是非勉強してくださいね。
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