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建築業界にはきわめて専門用語が多いですね。僕たちが何気なく使っている言葉も、一般の方にはチンプンカンプンだったり。特に構造設計者は、プレゼン下手な人が大勢いますから、専門用語を上手く噛み砕いて説明してくれません。
僕も構造設計者ですが、なるべく分かりやすい言葉で説明するよう心掛けています。今回は、『荷重』という、建築業界ではごく一般的な用語について説明していきます。
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荷重とは、建築業界ではどんな意味でしょうか?
一言でいえば、『力』です。
また『外力』と同義でもあります。他には『外乱』という言葉もあります。※外力については、下記が参考になります。
外力とは?1分でわかる意味、読み方、応力や内力、反力との違い、摩擦力との関係
なぜ、1つの意味をあらわしている言葉が沢山あるのか? 実は僕も良くわかりません。しかし、建築業界で最も権威ある団体の建築学会では、『建築物荷重指針』という規準書を出版しています。※荷重指針については、下記が参考になります。
この本に、『荷重』という言葉が書いてあるように、物の重さを表す意味として『荷重』が正式な名称でしょう。
先に述べたように、荷重とは『力』と同じ意味です。専門家が『ここに荷重が作用しますので・・・』と説明してきたら、荷重を力に置き換えるとすんなり理解できます。
例えば、あなたがペンを折ろうとします。このとき、『ペンに荷重をかけている』と建築的には言えるのです。もちろん、ペンを折る行為は建築業務とは無関係ですから、『ペンに力をかける』と言えます。
建築学会が『荷重』に関する規準書を出版するように(600頁以上の書物)、一言で荷重と言っても多くの種類があります。しかし、大まかに分けるなら下記の2つだけです。
1.長期荷重
2.短期荷重
簡単にいうと、長期荷重は人の重さや、机やイス、建物自体の重さです。短期荷重とは、地震による力、風、雪等による普段は発生しない力を意味します。※長期荷重、短期荷重については、下記が参考になります。
その他、下記も参考になります。
風圧力と速度圧、風力係数とは何か?1目でわかる算定方法や関係
また、荷重の形にも色々あります。どういうことか?例えば、力士のつっぱりとボクサーのパンチが全く同じ力で放たれたとしても、その強さは何となく違いそうです。ボクサーのパンチの方が、集中的な力で貫通力がありそうです。
一方、力士のつっぱりは手のひらで押す技なので、貫通力はなさそうですが、手のひらで放つ分、少し大きな範囲にダメージを与えられそうです。このように、荷重の形状には
1.集中荷重
2.分布荷重
の2つがあります。下記が参考になります。
以上のように、当サイトでも荷重に関する記事は沢山あります。それほど複雑なのです。ともかく、一般の方は『荷重』=『力』だと理解すれば良いでしょう。下記も参考にしてください。
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