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部材リスト図は、構造図の中でも重要な図面の1つです。伏図、軸組図、部材リスト図があれば、構造図として成立するからです。今回は、部材リストの意味、描き方(書き方)、鉄骨部材リスト、部材リスト図の見かたについて説明します。※構造図については下記の記事が参考になります。
伏図、軸組図については下記の記事が参考になります。
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部材リストとは、柱や梁など構造部材の断面寸法を示した値です。下図は鉄筋コンクリート柱のリスト図です。
鉄筋コンクリート造の柱は、柱の姿図、断面寸法、主筋本数、帯筋本数を描きます。主筋、帯筋については下記の記事が参考になります。
主筋とは?1分でわかる意味、読み方、役割、各部材の主筋、配力筋との
帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係
部材リストは、伏図や軸組図に描かれた「部材符号」と対応するよう書きます。例えば、伏図で柱符号「C1」があります。C1の断面寸法、主筋本数、帯筋を知りたいとき、部材リスト図をみれば対応する符号が書いてあります。
部材リストの描き方は簡単です。鉄骨部材、鉄筋コンクリート部材毎に説明します。
鉄骨部材リストの例を下記に示します(例なので、色々な書き方があります)。下図は大梁です。
「何階の梁か?」「梁の符号」「梁の断面」を描くだけです。必要に応じて、リスト内に材質を描きます。鉄骨造の大梁は、H形鋼を使うことが多いです。形鋼を使う場合、形状に応じて「H」「c」など記号を使い分けます。形鋼については下記の記事が参考になります。
形鋼とは?1分でわかる意味、読み方、種類、規格、i形鋼の用途
小梁も、ほとんど大梁と同じ要領で描きます。
鉄筋コンクリート部材は、柱、大梁、小梁、地中梁を使う場合、姿図を描きます。下図は柱リストを描いた例です。
一方、スラブや壁は文字だけでリストを表現することもあります。
まず、伏図や軸組図の符号を読みます。これと対応した符号が部材リストに書いてあります。あとは各リストに明記してある断面寸法、配筋、材質などを読み取るだけです。
今回は部材リストについて説明しました。部材リストの意味が理解頂けたと思います。部材リストの描き方は簡単です。決まった書き方は特にないので、会社ごとの図面に従ってください。また構造図に関する記事も併せて読んでみましょうね。
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